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Astrology

太陽型・月型

Category:占星学・アラカルト

太陽型とか月型という言葉が特に占星学上あるというのではありませんが、一般的に太陽星座は「星占い」の記事に使われていますので、「今日の〇〇座は何位か」とニュースで確認したりします。

でも、番組とか媒体によって、順位が全然違うので「?」と思う方も多いでしょう。

このあたりはもう、記事を書いている占い師さんの主観になってしまうのです。

今日の占いというのは大概月の位置で判断しますが、たとえば山羊座の運勢を例にとると、きのうは月も山羊座でした。
もともとの太陽とトランジットの月が同じ星座になる場合、吉凶混合運になりますので、吉だと取る占い師さんだと、昨日の山羊座は1位とか3位とか上位に来ます。
でも、一般的には、太陽星座にトランジットの月が来ると、体調を崩したり、気分も不安定になりがちなのでそのように取る占い師さんだと、6位とか7位ぐらいの中間の順位ぐらいになるのです。

あと、太陽とトランジットの月が180度の場合、山羊座だと月が蟹座にある日ですが、山羊座を1宮とすると月は7宮に来るため、社交運があるとか人間関係が活発だというように取る占い師さんだと比較的上位に来ますが、オポジションはエネルギーが分散し、よくないと取る占い師さんだとかなり下位に来ます。

どちらが正しいとは、山羊座の人を「十把一絡げ」にして書いていますから、正確には言えないのです。
要するに、吉凶混合運というのはもう、本人の意識で変わるので、一概には言えないのです。
その他に、その人が太陽主導型(太陽型)であるか、月主導型かで変わります。
雑誌等の星占いは太陽を基に書いていますから、月主導型の人には当たらないのです。

この見分け方は、一般的に朝生まれ(朝に生まれたと言う意味ではなく、アセンダントよりも太陽が上にある場合、太陽が12宮~7宮の間にある人)の人は太陽型になりますし、それ以外はもし月がアセンダントよりも上にあれば、月の影響力のほうが強くなるという見分け方と、太陽と月に、主要なアスペクト(第一種アスペクト)はどちらに多いのかで見分ける方法と、その人の生活習慣が朝型か夜型かで朝方(朝早起きしてしっかりご飯を食べて夜も早めに寝るというタイプで、昼のほうが仕事なども能率が上がるタイプ)は太陽型で、朝はボーっとしていて食欲がなく、夜になるにつれて元気になってくる夜更かし型が月型になります。

これもまた、一概には言えませんから、上記のどれかで判断してください。

私は完全に月型なのです。ですから、乙女座の運気を観た方が意外としっくりいくことがあります。
もちろん、主体は山羊座なので、年運だとかの大運は、やはり山羊座になりますが、一日の運勢などの細かい動きは月が結構仕切っています。
一般に、女性は月型の人が結構多く、男性は太陽型になることが多いみたいです。

だからなのか、私はトランジットの月が乙女座の日というのは、山羊座の占いでは結構上位ですが、体調があまり良くなかったりしますし、要注意日になっています。
日常生活で月はやはり欠かせないですから、月型の人は特に気をつけてくださいね。

Keyword:太陽トランジット

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