占星学の玉手箱

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Astrology

結果の宮

Category:占星学・応用知識

結果を示すハウスというのは4宮ですが、これは晩年を指す、つまりは「自分自身の結果」ということでの晩年になります。
同じように、何宮でも、その宮の示す事象についての「結果」をその宮から4番目の宮がつかさどります。

5宮は2宮の「結果」にあたる宮ですが、お金を使って娯楽に興じますから、その意味ではそうでしょう。
その人の金運がもたらす結果のことを観ることができます。

ですから、結婚したらどうなるのか?ということを観るのには実は7宮そのものではなく、7宮から数えて4番目にあたる10宮を観るのです。先天的な結婚運そのものは7宮で観るのですが、たとえば、7宮に天王星や火星があると一般的には離婚運と言われていますので、あまり嬉しくないのですが、それでもとても幸せな人がいます。
そういう人の場合、離婚運を先天的に持っていても、結果の宮である10宮にベネフィックである金星や木星があったり、10宮のカスプの主星がベネフィックだったりしたら、結果はいいので、幸せな結婚になるわけです。
逆に、7宮に木星があるからといって、もし7宮カスプ主星が天王星だったら、結婚は確かに裕福な相手とする可能性が多いですが、結果は離婚だったり波乱含みだったりして落ち着かないものになる可能性が大です。

そしてその10宮の結果がまた1宮なので、天職を持った場合どうなるのかを観ます。

私は、7宮は惑星はありませんが、その主星は水星で1宮です。結婚相手は若いとか、結婚するのが早いという感じで、確かに主人は若く見えますし、私自身結婚したのが23歳ですから早いです。
で、結果の10宮にはドラゴンヘッドがありますが、主星はまた1宮の水星です。
結婚したらお喋りになるとか、社交的になると言う感じで、なんとなくキャラが変わる感じですね。
あとは、神経過敏になるとか・・・(水星のアスペクトはあまり良くないので)
確かに結婚後、この仕事(喋りまくる仕事です)をしていますし、人付き合いが正直苦手だった私が、人を相手にする仕事をしているし、学生時代はおとなしいと言われ続けた人間なのに、結婚後のほうが友人が多くなっています。

2宮の結果である5宮には火星があり、カスプ主星もまた火星です。なので金運はあっても、使うということなんでしょうね。
このように、4番目の宮というのを観て行くと、「結果」という形で観ることができます。

占星学は言葉のマジックみたいなところがありますので、感性を働かせて読んでいくと結構辻褄が合うのです。

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