早世に関係するアスペクト

というのはいくつかありますが、もともと持っているというよりも、やはりトランジットや特にプログレスが影響しやすいように、経験上感じます。

最近、知り合いの方がまだ57歳という若さで、とてもお元気だったのに突然亡くなったという知らせを聞いてもう、いまだに信じられずにいます。

時期を同じくして、声優の鶴ひろみさんという方も、高速道路で運転中？に大動脈瘤破裂とかで突然お亡くなりになったというニュースを知って、どちらも私と同世代の働く女性でしたし、別段持病があったわけでもないのに、なぜなんだろうと
思って観てみると一つの特徴がありました。

木星と海王星の合というのは、本来は理想主義的現実逃避のようなアスペクトで、なんというのか、非現実的な理想を求めるようなイメージですが、死というのも一種の非現実の世界ですし、そこに逃避するようなイメージからすると、スピリチュアルではよく、この世に必要な課題がなくなった方は天上界に呼ばれると言いますが、まさに、天に召されたという印象の突然死というのも読めるのではないかと思いました。

現実的に見ると死というと「まだ早いのに」「お気の毒だ」「悲しい」ということになりますが、この世で精一杯生きた方は、こんな風に天からお呼びがかかる場合があるのかなという気がしました。

もちろん、病気などでの早世はまた違うと思いますが。

鶴さんは正確なアスペクトではありませんが、ネイタル木星とSA海王星がほぼ合でしたし、知り合いの方も、鶴さんも同世代ですので、ネイタル海王星がT木星と合です。（私もそうでしたが、この世での課題だらけだからまだ生かされているようですが、つらいことが結構この一か月でありましたし）
木星も海王星も魚座の主星ですから、魚座が示す世界は非現実の世界だったり、12ハウスだったりしますから、なんとなく気持ちが優しくなっていたり、周りのすべてを赦せるような気持ちになっている場合が多いかもしれません。
そして、もちろんすべての人ではありませんが、「この世での役目はもう終わったよ」と言われた方が、天に帰っていくのかなと思いました。

知り合いの方は本当にシングルマザーとして一人で娘さん3人を育てて、めちゃくちゃ頑張った方で、経営者として成功された方です。
もうお会いできないのがとても悲しいですが、ご本人はきっと「先に天上界に行ってるね」とおっしゃっているような気がします。

もちろん、木星と海王星の合があるからと言ってすべての人にあてはまるのではありませんが、なんとなく、突然この世からスーッといなくなってしまうようなイメージのアスペクトではあると思います。
2008年に突然亡くなった飯島愛さんも、オーブはかなり広いですから合とは言えませんが、ネイタル木星に、ソーラーアークの海王星がかなり近くにはあったので、2年ぐらい前からふっと消えたくなるような兆候はあったのかもしれません。
奇しくも2015年に亡くなった川島なお美さんも、ネイタル木星とSA海王星がぴったり合の日に亡くなっていました。

ただ、このアスペクトで示される死のイメージは、なんとなくですが、天女が天に昇るような印象を受けるのです。

いずれにせよ、これは持って生まれたものというよりは、その人の生き様のようなものが出ていると思いました。