占星学の玉手箱

  1. >
  2. >
  3. スダルシャンシステム

前のページに戻る

Astrology

スダルシャンシステム

Category:占星学・応用知識

なんとも、ここに一年前のちょうど同じ日に書いてから記事を書いていないことに気づきました。
普通にブログに記事をアップしていたので、ここにはずいぶんご無沙汰しました。

通常、ネイタルチャート(出生時間がわかる場合)だけで鑑定することが多いのですが、最近はネット主流のせいか、出生時間が不明瞭もしくはわからないという方が結構います。
そういう場合、ソーラーチャート(スターゲイザーでは「ソーラーサインチャート」となっています)という、太陽星座の0度をアセンダントの位置において、等間隔で30度ずつになっているチャートを書いて検証します。
ただ、どうしてもハウスがはっきりとわからないのと、月の正確な位置がわからないので、月星座が出生時間によって移動するかどうかという人の場合、お会いしないとわからないケースが結構あるのと、アスペクトだけが頼りになるので、何となく私は釈然としない点も多くなります。
実はこの、スダルシャンシステムというのは、上記のネイタルチャート・ソーラーチャートとともに、ルナーチャート(月星座の0度をアセンダントの位置に置いて等間隔に30度ずつ分割したチャート)を合わせて3つのチャートでそれぞれ検証するという方式で、本来はそこまでやらないといけません。

正直、3つのチャートの検証になるのでかなり時間もかかりますから、通常は特にルナーチャートはあまり見ないのですが、それぞれを検証するといろんな発見があったりもします。
私は太陽が1ハウスにあるため、ネイタルチャートとソーラーチャートにあまり違いがありません。ただ、ルナーチャートに注目した場合、やはりいろんなことが新たにわかることがあります。
ソーラーチャートでもネイタルチャートでも12月は惑星が12ハウスに集まることが多いせいか、何となくモチベーションが上がりにくいのですが、ルナーチャートだと射手座は4ハウスになるので家にいることが多くなるのでやはりどうしても運気は活発にはなりません。
1月には1ハウスに惑星が集中するとともに、ルナーチャートでは5ハウスになるのでお正月気分が抜けないことが多いのも納得です。
ただ、私はライツが120度だから割とハウスの矛盾がありませんが、ライツがスクエアの人だったりするとソーラーチャートとルナーチャートに矛盾が生じやすくなると思います。
このように、運気がいいはずなのになぜだろう?と思うような場合、3つのチャートをそれぞれ分析することで、謎が解けることがあったりします。
きちんとこのように分析していく必要も今後はあるかなと思っています。
出生時間不明の人に対する鑑定方法ももう少し練っていかないといけません。

Keyword:アスペクトハウス

占星学講座に参加してみませんか?