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Astrology

モテキ

Category:占星学・アラカルト

ここで言う「モテキ」はつまり「もてる時期」(モテ期)のことですが、占星学でよく、恋愛相談を受けた時、「いつごろ出会いがありますか?」というのはホントに良く聞かれます。

出会いと一口に言っても、いい出会いもあれば、あまりありがたくない方の出会いもあります。
そして「もてる」と言ってもまた、自分が好きなタイプの異性にもてるならまあ、ホクホク顔ですが、お呼びじゃないような異性にばかりもてたら逆に厄介なだけで嬉しくも何ともないでしょう。

ただ、一般的に「モテキ」と聞かれればやはり「異性接近運」ということになるので、その中にはもちろん好みじゃないような異性も含まれます。もてるというのもなかなか辛い場合があり、好きなタイプの人にばかりもててもこれまた選択肢が広がってしまい、優柔不断になってしまいそうです。

女性にとっての異性つまり「オス」(♂)を示す火星は、約2年に一回は長期間逆行するため、一つのサインに長くいる場合があります。(逆行中の出会いは、「復活」「やけぼっくい」系はありますが)2017年には火星の逆行はないですが、2018年5月17日に水瓶座入りする火星は6月27日~8月26日まで逆行し、山羊座28度まで戻った後再び11月16日まで水瓶座にいますので、ほぼ半年間水瓶座にいるようなものです。

で、モテキは、このトランジット火星が女性にとっては特にネイタルの太陽と吉座相になる時期ですが、コンジャンクションの場合は吉凶両方の意味になるので、もてるけれど中には不必要な出会いもあるでしょう。
これだけで言えば、ほぼ半年間にわたり(オーブは10度取りますが)水瓶座と吉座相になる双子座・天秤座・牡羊座・射手座にとってはモテキがあるという、またとないチャンス到来です。

でも、これだけで安心してはいけないのが占星学の奥深いところで、ネイタル太陽のある宮によっては、火星は単なるエネルギーになってしまい、単に運気が活発で楽しいと言うことになるケースがあります。

あと、太陽が水瓶座と凶座相になるやんか!とお嘆きの不動宮の方、落胆するなかれ。
火星が1(要するにアセンダント)、5、7、11宮などを通るなら、立派なモテキになります。ただし、11宮の場合はトランジットの火星と金星が吉座相にならなければあまり恋愛運と言う感じにはなりませんが・・・。

もちろん、トランジットの火星とネイタルの月・金星・火星が吉座相(月と金星に関しては吉星なので、コンジャンクションも吉の影響が多い)になる場合もモテキですから、月や金星や火星が水瓶座に調和座を形成している人は、チャンスありです。まあ、風星座のない私にとってはほとんど縁のない時期ではありますし、この年でモテキも何もないですし・・・。

でも、こんな私にもかつてなぜかモテキはありました。(笑)
神戸が震災で大変だった年、私は不謹慎にも結構出会いがあって、(もちろん既婚ですので深い関係にはなりませんでしたが、不埒にときめいた時期ではありました)独身でない我が身を呪いたくなりました。

この年、1995年はトランジット天王星は長い間もちろんいますが、山羊座にあり、トランジット木星は射手座つまり私のアセンダントに載っていて、それだけでも結構幸運ですが、トランジット土星も魚座なので山羊座とは調和座だしで、何ともいい配置に惑星が並んでいました。
さらに、トランジット火星は1月と6~7月に2回も乙女座を通過したため、私のように星が偏っていると、このようにいい時はいいことが山のようにやってきますが、悪い時も束になってやってきます。

2017年は牡羊座で金星が逆行するので火や風の星座にとっては結構楽しい恋愛運がありそうですが、トランジット火星を見ていくと、2020年は牡羊座で逆行するし、2022年は双子座となんだか男性宮でばかり起きていて、私のモテキは一生なさそうですが。

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