占星学の玉手箱

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Astrology

本当の自分

Category:占星学・アラカルト

昨今、ツイッターとかフェイスブックとか、ミクシィとかいろんな情報源がありすぎて、そこで自分(もしくは自分の意見)を自由に書いたりできるせいで、逆に本質がわからなくなったりすることが私にはよくあります。

ブログもそうですが、やはり100%自分自身をありのまま表現している人はそうはいないのではないでしょうか?特に悪いことや、嫌なことは言霊にするとやはり読み手にもあまりよいイメージがないので、できるだけ書かないというケースが多いと思います。

ところが、実際にはそれがフラストレーションになってしまうことがあるかもしれず、私は比較的裏表のない方なので、仕事上使うこういうブログとプライベートの境目があいまいになるという怖さがあり、ツイッターとかフェイスブックは一応やっていますが、ほとんど開店休業で、人のを見ているにすぎませんし、人のを見ていても実態なのかどうかわからなくなってしまうので、やはり生きた年齢の半分以上はネットのない時代に育っているせいか、「本当の自分」からどんどんかけ離れていくことの怖さを感じます。

占星学では「太陽・月・アセンダント」は特にその人を構成している三本柱ですが、「本当の自分」にあたるものはなんなのかと考えるとやはり太陽だろうと思います。
オギャーとこの世に誕生した時にすでに基本性格はできているのであって、それが太陽星座だと思います。でも、本質的にはやはり出生時間によって定められるアセンダントつまり1宮の星座の性質も大事だと思いますので、太陽とアセンダントの星座が基本になってその人を作り上げていると思います。

太陽のあるハウスも大事ではあるのですが、それは性質というよりも太陽がその性質(自我)を一番出せる場面という気がします。

私は山羊座で1宮に太陽があるので、やはり裏表は少ないと思います。自我をそのまま自分自身の生き方や性格そのものに出すわけですから・・・。

ハウスはナチュラルサインに支配されるので、1宮は牡羊座の性質を帯びます。つまり、山羊座であり牡羊座的傾向も合わせ持つのが私の性質だろうともいえるのですが、牡羊座にある「信じるものは救われる」的なポジティヴさや、勇気は私にはなく、やはり懐疑的な山羊座の性質が強いなと思います。

同じ山羊座でも、3宮に太陽がある人は3宮のナチュラルサインである双子座の性質をも帯びるため、要領の良さが加わりますから、山羊座であっても比較的軽快さが感じられます。

さらにはアセンダントの星座を加えると、私は射手座の要素もあります。
山羊座で牡羊座的・・・というよりも自分では山羊座の慎重さと射手座のどこか抜けている面が合わさった性質のほうが当たっていると思いますので、太陽1宮の場合はアセンダント性質は特に出ると思います。

ただ、ほかのハウスだと、ナチュラルサインの性質もやはり見落とせないですが、主人は獅子座で太陽が10宮なので山羊座の性質をも持っている・・・という感じにはなりますが、あまり山羊座的性質は感じませんので、アセンダント天秤座の性質のほうが強い気がします。

太陽のアスペクトを持っている惑星にもよるかもしれませんが、土壇場で出てくる本当の自分というのは、太陽とそのハウスのナチュラルサイン、およびアセンダントの星座の性質のいずれかのように思います。

月は後天的な性質で、母親(赤ん坊が最初に出会う人物が母親である場合がほとんど)によって形成される性質だったりしますし、MCは社会での性質になりますから、本音というよりは建て前っぽくなります。
社会的なかかわりにおいては月の性質を理解してもらうほうが楽ですが、一緒に生活をするという感じになる場合はやはり「本当の自分」を理解してもらえる、太陽星座やアセンダント星座などの相性のいい星座の人のほうが楽ではあるでしょう。

私は主人とは本質的には合わないのですが、(太陽同士はエイリアンの150度だし、私の太陽と彼のアセンダントは全く合わない)たぶん彼の太陽の獅子座と私のアセンダント射手座の部分が120度になるから、一緒に生活できるのかもしれません。
神経質な主人には、ルーズな私は怒られることが多いのですが、もし主人が同じように神経質な女性と一緒に暮らしていたらきっと息が詰まると思います。

要するに、本質的なものと合う相手でないと、一緒に生活(プライベートの部分)はできにくいと思います。

Keyword:太陽アセンダント

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