占星学の玉手箱

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Astrology

運命の出会い

Category:占星学・アラカルト

「運命の出会いってありますか?」というのを、テーマとして鑑定の際にもよく言われるのですが、確かにこのような大げさなものではなくても、人はそういったものを求めるのはごく当然だと思います。

ただ、それを占星学的に的確に言うには…と常々思っていました。

出会いのチャンスはやはり、アングルに女性の場合だとT火星が通る時期というのが一般的だし、特に7宮をT金星や火星が通過する時はそういったチャンスもあるでしょうし、それがT天王星だったりすると余計に急進展しやすいため、運命的なものを感じやすいとも言えます。

ただ、天王星や冥王星は影響する時期が長すぎるので、ピンポイントを選定するのには不適格です。

総合的に観て、運命的な出会いを意味するものはやはりドラゴンヘッドだと思います。
トランジットのドラゴンヘッドがアングルを通る時期や、7宮を通る時期などが一番運命の出会いという意味に合っている気がします。

私自身、アセンダントの上を2012年2月ごろ、トランジットのドラゴンヘッドが通過していったのですが、実際、この時期に何があったのか正直もう記憶が乏しいのですが、確かに出会いはありました。
私の場合、残念ながら恋愛に関係するという意味ではないですが、仕事面で変化をもたらす意味での出会いはありましたし、その後も、家族の問題でちょっと出会いがありました。
ただ、トランジットの冥王星がほとんど一年通じて私の太陽の上に居座り(1宮ですし)、4宮にはトランジット天王星が居座っていたのでこのT冥王星とT天王星のスクエアが強烈に作用してしまい、運命的ともいえた出会いを生かせずに終わってしまったのが非常に悔やまれます。

もはや、出会いを意味するTドラゴンヘッドは12宮に行ってしまい、その後も2012年は本当に高校の同級生との出会いがFacebookを通じてもう目白押しだったのですが、12宮だけあって、みんなネットでのメールのやり取りに終始した感じでした。
私のネイタルのドラゴンヘッドは10宮なので、2014年の秋ぐらいになると本当の意味での「運命の出会い」?があるかもと思っていました。でも、今思うと覚えていないので、幻想だったかもしれませんが(笑)。ただ、2013年は11宮を通過中でしたから、友人との出会いはやはり多かったし、正直仕事も友人経由で来ることが多かったのです。

T冥王星と天王星は当分の間居座っていますしそれはどうにもならないですから、ドラゴンヘッドのように動きの速いポイントでいろいろ見ていくと、私自身も活路を見いだせそうです。

さらに大事なポイントが、太陽と月のハーフサムです。ここにドラゴンヘッドが載る時期も大事ですから、私の場合不動宮14度ですから、2013年の秋にもポイントが来ましたし、2015年の11月中旬から12月初めにも、もうひとつのハーフサムの軸である柔軟宮28度にポイントが来ました。でも、それほどインパクトのある出会いはなかったような・・・。次は2018年年明け早々やってきますが、はてさて・・・?
普段はもう、無理に動いたところで不毛でしょうから、じっと勉強でもしておこうと思っていますが、後半になって、人間関係を生かしたいし、自分一人でできる事にも限界がありますから、いろんな人に助けられ、助け合っていくことの喜びを感じたいと思います。

皆さんにとって、「運命の出会い」はいかがですか?

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