占星学の玉手箱

  1. >
  2. >
  3. イーストポイントとノナゲシマル

前のページに戻る

Astrology

イーストポイントとノナゲシマル

Category:占星学・応用知識

改めていろんなことを勉強していると、「あ、こんなのもあったなぁ」というようなことが多いのですが、これもまた、以前習っていたけれど、あまり使わなかった理論のひとつです。
イーストポイント(EPと書きます)というのは、赤道上のアセンダントのことで、宿命的なアセンダントつまり、「実はこう見られたかった自分」とか、世俗的な名声を示すポイントです。
パソコンで出てくる場合も多いので、計算法については特に触れませんが、通常はだいたいアセンダントの星座と同じになるのですが、時としてアセンダントと異なる星座になる場合があります。(アセンダントの前後の星座になると思いますが)
私自身は、ネイタルのアセンダントは射手座11度ですが、EPは射手座27度になり、土星と合です。
実際には水星とアセンダントが合なのですが、実はもっと重厚に見られたい、世俗的にはどっしりとした落ち着きを持っていたいというのがあるようで、これはまさしくそうです。
どこまで行っても私は土星が強いのですが、もともと宿命的にどうも、物事を真面目に考えて重たく取り組むということを求めているようですから、いくら自分で水星を使って軽やかにしゃべろうとしても、もとが重たいのですから、年齢的にももう土星の年齢域だし、山羊座の守護星であるこの土星をもっと使っていいのだと思いました。

しかも、EPはネイタルのMCとタイトなスクエアになりますので、公的に見せている顔と実際はかなり矛盾を抱えてしまいます。常日頃、乙女座と射手座のスクエアに悩んでいますので、まさにそうです。この統合がうまくできればもっと自分のスタイルが仕事面でハッキリと活かせるのにと思いますが。射手座の軽さではなく、物事を極め、小さなことにこだわらない豪快さがほしいと思うのですが、乙女座の細部にこだわってしまう面が自分を小さくしているようでとてもいやです。

皆さんも調べてみてくださいね。

一方、ノナゲシマルというのは、アセンダントから90度さかのぼった、MCに近くなるポイントですが、私の場合だと実際のMCが乙女座27度ですが、ノナゲシマルは乙女座11度になりますので、アスペクトを見ると冥王星と合、太陽とトリンになります。アセンダントとスクエアなのは当たり前なのでその他のアスペクトを見ます。9宮にノナゲシマルはあるので、やはり仕事のスタンスとしては本来、研究や勉強などに重きを置きたいのですが、実際のアセンダントが射手座で水星が載っているせいで、おしゃべりになってしまいました。

なかなか、自分の意思通りにはいかないのが運命だとも言えますが、いずれにしても、私の場合は射手座と乙女座のこの矛盾をうまく使っていくことが課題なんだろうなと思います。
研究は細部にわたり細かく、でも鑑定や実際の場面では明るく楽しく話をするという感じでしょうか。
本当は、MCと太陽のトリンをもっとうまく使って、山羊座の重厚さを出したいですけどね。

Keyword:アセンダントMC 性格カルマ

占星学講座に参加してみませんか?