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Astrology

ドラゴンヘッドについて

Category:占星学・応用知識

今、結構ドラゴンヘッドにはまっているんですが、これは一般的には人間関係を示すポイントです。
もちろん、前世でのよい記憶であったり、だから同時に今世での努力の方向性にもなったりします。

普段ドラゴンヘッドが今どこにあるのかというようなことはあまり意識していないのですが、人間関係でちょっと不可解なことがここ数年多いので、なぜなんだろうと思っていました。
アセンダントをドラゴンヘッドが通過していた2012年春ごろからずっとです。そこから時計回りに進みますから、12ハウス、11ハウスと通過してきたため、本当にいろいろありました。(アセンダントに絡み、12ハウスの木星に絡んだ時は無駄な付き合いに時間やお金やハートを使い、11ハウスの海王星に絡んだ時は不可解なことが多く傷ついたし)
今、いつのまにかドラゴンヘッドは乙女座の21度にあり、私のネイタルの月の上を通っているのでした。

どちらかと言うと仕事上での出会いが多いような時期にはなっているのですが、これらは、ネイタル土星(射手座29度)とスクエアになるし、完全に見落としていたのが、ネイタルのキローン(水瓶座20度)に対してタイトなインコンを形成しているのだということでした。
どうも、自分自身に自信を失うような感じのことが多いので、2ハウスキローンのトラウマになっているかもです。
本来月とドラゴンヘッドの合は、人気運だし、人の集まりに縁ができやすいのですが、土星がそれを嫌がっている感じです。
もともと大勢が苦手なのもあってか、大勢だと自分がどうふるまってよいのか本当にわからない場合があります。
でも、なぜか仕事柄か、社交的だと思われてしまうので(O型のせいもあるでしょうし、案外初対面は平気なので)仕切るのは嫌いなのに仕切る役目になったりします。

人と接するのは得意ではないけれど、人は好きだという矛盾は案外誰しも抱えていたりするものです。
私自身、接客業など絶対に不向きだと信じてきましたが、一対一というのがほとんどだから30年近く続いているし、人と深く関われるこの仕事はやはりそれなりに自分を成長させてくれています。
ただ、「そつなく」すべての人に接するという才能は全くないため、もともとドラゴンヘッドは金星とスクエアなのもあってか、付き合いを広げすぎて結果的に収拾がつかなくなったり、適応不能のようになってしまい、自分が最も嫌いな「八方美人」と言う烙印を押されてしまうこともあります。
惑星はひとつもない風のポイントが天秤座にあるこのドラゴンヘッドだったり、水瓶座のキローンだったりと、きっと前世ではドラゴンテイルが牡羊座なので自我を通しすぎて敵が多く、世渡り下手だったから、世渡り上手な人やそういうふるまいに憧れ、今世では人と上手に接するということを課題にしているのだろうと思います。
それが10ハウスにあるので、仕事では確かに社交性を発揮しているでしょう。

ただ、本質は山羊座・月乙女座ですし、人の集まる場所はものすごく苦手です。(パーティーとかはもう、逃げ出したくなりますし初めから行かないです)
4人までが限度で、それ以上になると割と「借りてきた猫」状態になるか、貝のようになるかもしれません。
でも、ドラゴンテイルのせいで、自我はしっかり出てしまうので困ったものです。
アセンダントは射手座なので、短時間はやり過ごせますが、あとからドッと疲れます。

トランジットのドラゴンヘッドが月やMCと合になるこの時期をうまく使えないものかと模索していますが、やはりネイタルのアスペクトは癖として出てしまいます。(ドラゴンヘッドのアスペクトは同時にドラゴンテイルのアスペクトにもなるので)

土星のもたらす試練は現実的なことが多いですが(健康とか金銭面とか)、ドラゴンヘッドの場合はやはり人間の心の機微などを運命的に知らせるような不思議な場合が多いです。

出会うべくして出会ってしまう人と巡り合うのがドラゴンヘッドの仕業でしょうから、避けて通れないわけで、何かしら意味はあるのでしょうけど・・・。

Keyword:ドラゴンヘッド・テイル人間関係カルマトランジット

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