ハウスに関する特殊な観方

ハウスに関する特殊な観方というのがあります。

一つの例として、「死」をあらわすハウスは一般的には８ハウスですが、実は、出生時間の分かる人で、既にお亡くなりになっている人のデータを調べた場合、亡くなった日の月の位置が８ハウスに入っている日に亡くなる方も確かにいるにはいるのですが、実際は非常にレアなケースなのです。

８ハウスの意味するところの「死」は確かに結果的には「死」を意味しているのですが、８ハウスに凶星ばかりだと、「ろくな死に方をしないのではないか」とか気になってしまうと思います。
私も８ハウスには天王星があり、Tスクエアになっていますから、勉強中のころは自分はもう、絶対に突然死か事故死なんだろうなと、嫌な予感を抱いていました。

でも、確かに突然死かもですが、誰にも迷惑をかけず、心臓発作などでぽっくり逝けるなら、それはむしろ周りの人にとっても幸せな死になるはずです。
「死」には必ず原因があります。以前も書いたと思いますが、一般的に「〇〇運」と言うものを知りたい場合、その運を意味するハウスから１２番目のハウス、つまりそのハウスの手前にあるハウスが「原因」になりますので、死の原因を示すのは７ハウスなのです。
私は７ハウスに星はありませんが、カスプ主星は水星ですので、１ハウスですし、水星も比較的アフリクトされていますが、８ハウスにある天王星とはタイトなトラインです。水星は神経なのできっと、突然脳卒中とかであっさり逝けるのではないかなと変な「期待」をしていますが…（苦笑）ただ、水星と火星が１５０度なので、事故死の可能性もなきにしもあらずですが。

そのほかにも「死」を誘発するハウスの見方がありますが、実は、8ハウスからそのまま8番目のハウスというように、いろいろな運を観るのに、そのハウスと同じ数だけ数えたハウスで観る、というマニアックな観方があり、これが結構当たるのです。つまり、死を読むには8ハウスから数えて8番目のハウスは3ハウスで、このハウスもまたこの理論で行くと死を意味するハウスになりますし、死を誘発する要因となるハウスが3ハウスから12番目つまりひとつ前の2ハウスです。
私の3ハウスは空ですが、カスプが水瓶座ですからやはり天王星で8ハウスです。その理屈だとやはり突然死のようですが、2ハウスに金星があるので、苦しむことなくぽっくり逝けるかなと・・・。ただ、天王星のアスペクトは良くないので、事故死の可能性もなきにしもあらずですが、病気とかの場合はぽっくり逝けそうです。

このやり方だと案外私自身、自分の運勢が他にもしっくりくるのです。
例えば金運は２ハウスが司りますが、２ハウスに金星があり、アスペクトも良いのに金運は正直ありません。この観方でいくと、2ハウスから2番目のハウスは4ハウスですから、カスプ主星は海王星に支配されるので「流れる」つまりお金は訳のわからないうちになくなるんです。

健康運を示す6ハウスも、そこから6番目のハウスである11ハウスで見ることができます。私は6ハウスも11ハウスもカスプ主星が金星ですから、基本的には健康なのでしょう。ただ、6ハウスに火星があり、11ハウスには海王星があるので、原因不明の病気や、手術を要する病気にもなりやすいですが、手術した方がいいと言うケースが2回あったのですがいずれも嫌だったので回避しています。命に関わるものではないので、海王星でまさに流したと言う感じでしょう。

その他いろんな運が私の場合は１ハウスの水星に繋がってしまうため、良くも悪くも水星を使って生きているのだろうと思います。嫌だなぁと思うんですが。
要するに何でも自分で話して解決しないといけないんだということです。あまり得意ではないのですが・・・。