占星学の玉手箱

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Astrology

未来を示すハウス

Category:占星学・アラカルト

占星学を知りたい人はみんなやはり「未来」を知りたいのは当然のことだと思います。

私はどちらかというと「現在」を大事にしていく方なのですが、やはり未来予測は「占い」の観点からすれば絶対に不可欠です。
トランジットやプログレスで予測を立てるのはもちろんですが、単純に「未来」を示すハウスは11ハウスです。

ですから、11ハウスに吉星が多かったり、ソフトアスペクトが多い場合は、もちろん個人差はありますが、総じて未来にあまり不安はないのです。ハードアスペクトが多い場合は、試練はあるでしょうけど、その人に乗り越えられる試練が訪れるということなので、最初からわかっていればそこに向けてのアプローチ法はありますし、それをお教えするのが私の仕事だと思っています。

私自身、11ハウスにはアスペクトの少ない海王星しかないので、どちらかと言うと未来はピンボケだし、どこかしら諦めモードでもあるのです。(4ハウス主星なのもあって、晩年は悲しいのかなと)
ただ、海王星は太陽と冥王星のトラインに対して小三角を作りますからまあ、一生、死ぬまで占い師なのかなと言う感じですね。(苦笑)

私が今まで観てきた感じだと、11ハウスに太陽のある人は概ね未来の展望は明るく、幸せな人生を送ることができると思います。アフリクトされていたとしてもやはり太陽にとっては強い配置なのです。
金星や木星の大吉星がある人も、恵まれた未来があると思います。

未来、と言う意味で一番簡単に大まかに観れるのが11ハウスを観るということだと思います。

詳しく観ると私は海王星のほかに11ハウスにはセレスとジュノーもあります。
「育成」と言うことに対して晩年力を入れて行きたいと思うのはそのせいかもしれません。

11ハウスにT木星が来るのは2018年ごろですが、サターンリターンと同じなので、ある種の「覚悟」は必要なんだろうなと思ったりもします。

辛いことがあったり、悲しい出来事があったときほど頑張れるというのは人生にはつきものだと思います。
いいことばかりがただやってくると、人は努力を忘れがちですが、辛い時だからこそ頑張ろうと思うもので、未来は甘くないかもしれませんが、「努力」とか「忍耐」とかはもう、山羊座の真骨頂でもあるので、今のうちに努力を怠らないようにしないといけないなと思ってはいます。

Keyword:11ハウス カルマトランジット

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