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Astrology

独断と偏見による12星座分析 水瓶座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
水瓶座(1月21日~2月19日生まれ)

この星座の特徴は、なんといっても「変人」と本などには常に書かれる点だと思います。
中にはもちろん「私はいたってノーマルよ」とお怒りの方もいるでしょうが、それでも、「普通」とか「一般的」と言われることを余り好まず、「誰かに似ている」などと言われたら即、「誰かのほうが自分に似ているんだ」と切り返すでしょうし、「個性的」「人と違う」と言われることを好むようなところがあります。
これは、守護星が革命やハプニングの星、天王星だということに起因していることが多いですが、ミーハー度は非常に低く、人と同じであるということに全く喜びを感じず、座右の銘はと問われたら「唯我独尊」「明日は明日の風が吹く」というような答え方をする人が多かったりします。
「右へ倣え」「ご多聞にもれず」が好きなのが日本人という国民性ですから、その中ではこの星は少数派に属し、それが「変わっている」という評価に繋がりやすいですが、逆にそれを誇りとし、平気でわが道をいけるこの星はある意味強い星ではあります。ただ、それは「人は人、自分は自分」という感覚が他の星よりもはっきりしているだけです。

また、「理屈っぽい」と言う評価もよくされますが、天王星のもたらす知性のなせる業でしょう。風の星座ゆえ、どうしても感情よりも知性が勝る人が多いし、「冷たい」とか「クール」だということもよく言われますが、それは「平等主義」に基づくもので、この星程実はヒューマニズムに富んだ星はないのです。
要するに、物事に序列をつけることができません。それは優柔不断なのではなく、この星のもつ「優しさ」なのです。ですから、恋愛においても「博愛主義」になってしまい、男女問わず誰とでも友達になれる星としてはナンバーワンでしょう。でもそれは「八方美人」なのでは決してなく、先ほどの「人は人」なので、争いごとを引き起こすのが「面倒」だから、人を、自分の評価で決めるなどということは「余計なお世話」だと思うので、そういったことに価値観をもっていないだけなのです。
ですから、同時に2人の異性から告白されるなどといった場面に遭遇すると「嬉しい」より「厄介だ」と思うので結果的にどちらをも断るってしまうというようなことも多いのが特徴なのです。一見冷たく感じますが、これがこの星の「誰をも傷つけたくないから、だったら自分が傷つくほうがマシ」と考える優しさなのです。

でも、この星はいたって「わがまま」です。ただしそれは人に対してではなく、自分に対してのもので、不動宮という意志の強さによるもので、誰かに迷惑をかける類のものではなく「我が儘」、つまり自分に正直に生きているだけなので、時としてモラルに反する場合もありますが、決して一時の感情に流されているわけではないのです。頑固だとか天邪鬼だとか言われるのも、すべての判断基準が「自分」にあるからなのであって、人から言われて「はい、そうですか」と動くことをしないだけなのです。

自分のことを人に決め付けられるのも嫌いな代わりに、人のことも決して決め付けないのです。風のような「天性の自由人」という表現が実に的を得ていると思います。
ただし、風にたとえると台風級の強い風なので、意外と短気な星ではあります。理知的なため、人には向けませんが、自分に対しては耐久力は意外とないというのも特徴です。
怒ると怖いし、敵に回すと案外厄介な星ではあるし、何よりも孤独には強いでしょう。

頭の良さでも定評のある水瓶座ですが、いわゆる「お勉強ができる」というタイプではなく、天王星のもたらす「天才」タイプが多いのです。
ですから、「自由業」を好む確率が他の星よりは高くなります。とにかく、人に決められたくない自分の人生ですから、社会規範の厳しいサラリーマン社会だと窮屈で息が詰まってしまいますから、逃げてしまいたくなるでしょう。
ところが、この星の適職のひとつに一見全く不似合いと思われる「公務員」というのがあります。実はこれも、この星の「社会適応性の低さ」によるもので、公務員は地味ですが狭い社会なので、個々が自分の世界を繰り広げやすいのです。安定を好むのは、別段お金が欲しいからではなく、自由が多いからです。
お金に対してもまた、非常に執着の強いタイプ(金星が山羊座などにある人に多い)と、全く無頓着なタイプにきれいに分かれます。前者はもう、守銭奴のように一攫千金を狙おうとしますが、後者だといつだって基準がお金よりも人情なので、自分はラーメンをすすりながらでも、人に奢るのが好きだというタイプが多く、借金大王になりかねないので注意が必要でしょう。

総体的にはこの星はいつだって「自然体」で人の目を気にしていないためか、無理がなく、「爽やか」であります。金星や月などの位置で、それが牡羊座にあるような場合は、短気さや感情が割と表に出ますが、魚座にあったりすると風来坊のようないい加減さを露呈することもあります。その代わり、ヒューマニストで優しい性質がよりよく出ます。
気は強いので、落ち込んでいてもポーカーフェイスになりますが、それは周囲に「どうしたの?」とかまわれたりするのが嫌なので、自分が話題やその場の中心になるということが居心地が悪いから、あえて「ひとり」を好むスタンスをとっているだけなのです。
恋愛でも、「好きだから一緒にいたい」というような気持ちは案外少なく、精神性だけでも繋がれる星ですから、それが「変わっている」と言われればそれまでなのでしょうが、自分が縛られたくないので、人のことをも束縛しないというこの星のポリシーなのです。
とかくこの星の人は「面倒くさい」というのが口癖だったりします。

この星の代表選手には「愛すべき変人」が多く、所ジョージさんや元楽天監督の星野仙一さん、オダギリジョーさん、新庄剛志さんなど、「なるほど」という人が多いですし、好感度の高い人が多いのも特徴です。どこか爽やかで自然体でしょう?
女性でも、一見すると普通ですが、コメント等を聞くと不思議な感じの漂う小泉今日子さんや堀ちえみさん、石野真子さんなどどこか飄々とした雰囲気がありますね。若手だときゃりーぱみゅぱみゅさんやトリンドル玲奈さんなど、独特の雰囲気を持っていますね。
また、この星はナルシスト度も高く、きれいな肢体をあらわにして誰もが憧れる美人女優としての地位を確立した吉瀬美智子さんや、結婚してもまだ、「抱かれたい男」では常に上位になる福山雅治さんなど、何となく頷けるような気がします。

Keyword:水瓶座太陽

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