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独断と偏見による12星座分析 牡牛座

Category:占星学・太陽の12星座分析

""~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
牡牛座(4月21日~5月21日生まれ)

この星は牛という動物のイメージからか、とかく「のろい」とか「鈍い」といったイメージで捉えられることが多いかと思います。確かに「のんびり」「マイペース」ではあるのですが、自分の「こだわり」においてはなんのなんの、とても迅速に行動しますし、穏やかな外見をもつ割には、内面の頑固さは12星座中1,2を争います。
要するに「少々のことでは動じない」シンの強さがあるのです。「どうしよう~」なんて直前まで言っているのにいざという時になるともう、落ち着き払っていますし、度胸も満点だったりします。飛び込み台では躊躇しているけれど、一旦飛び込んだらもう、最後まで絶対に泳ぎきるというタイプです。
ただ、瞬発力はないのは確かなので、即答は苦手です。でも、その「間」の置き方がちょっとした色気になって女性は特にある種の魅力を醸し出す場合が多いでしょう。愛と美の星、金星を守護星に持つため、ファッションセンスや五感には非常にすぐれたものを持つ人も多く、着こなしや色使いなどはとても上手で、天性のものがあります。
芸術性もあり、音楽や絵画などにも才能を発揮する場合が多く、どれも一流好みで、上等のものを選びますし、ハイグレードのものを目指します。五感と言えばこの星は「食道楽」が多いのも特徴で、グルメや食べ歩きが趣味だったり、料理の好きな人も多いですし、こだわりがあるため、本当においしいものをよく知っていますし、器などにもこだわる人がいます。
この星は「外柔内剛」の典型ですから、外から見ると温和で、平和主義者ですし、事実争いを好みませんし、愛想のいい人が多いのも特徴です。ですから、販売などの接客業に案外向いている人が多いのです。
ところがそれは「お金」が絡んでいてこそできることで、現実的なタイプですから、無償の働きはあまりしないですし、元来「楽してお金を儲ける」と言う考え方が大好きです。地象サインの割には、コツコツと地道に努力するのは意外と苦手で、動作がゆっくりなので努力家に見えますが、案外手抜きの名人だったり、要領よく動いている人もいます。ギャンブラーや、水商売など、大して努力をしないで大金をつかめるような仕事に就く人も結構いるのが特徴です。
ただ、一旦得た知識や技能は決して忘れないという長所もあります。ですから、時間はかかっても、一度手に入れたものは容易には手放さないという「執着心」は強いはずです。この傾向は恋愛においても顕著で、欲張りで独占欲はなかなか強いでしょう。ただ、嫉妬深いというようなドロドロしたものではなく、「自分だけを見ていて欲しい」というものなので、誰からも嫌われないような、当たり障りのない接し方は得意で、社交性は優れています。
魚座のように「天然」ではなく、結構「好かれよう」という計算に基づいて行動する一面もあります。自分の得意分野における上昇志向は非常に強いので、恋愛では案外損得勘定をして、お金や力を持った人に接近することが得意だったりします。女性では、パトロンを持ったりするのも案外多い星でしょう。
執着は強いですが、それ以外のことは全く無関心でそれこそ「鈍い」ので、心地よさを感じられればいつだって温厚で穏やかですし、案外「生理的欲求」が満たされていれば機嫌のいい星でもあります。
ところが、とことんまで我慢強いと言う一面が、悪く出てしまうと、怒りを溜め込んで爆発させてしまうので困ります。
この星は、本気で怒ると黙ります。貝のように心を閉ざしてしまい、全く喋らなくなり、拳を握り締めて、唇を噛んで静かに怒り続けます。でも、理屈っぽくはないので、怒っている内容を忘れてしまうともう、普段の温厚な人に戻るので、この星を怒らせたらもう、あまりかまわず放っておくしかないでしょう。
自分は相手をかまうのに、相手にはかまわれたくないと言う矛盾も抱えていますが、あまり小難しいものではなく、好きなことをしていたら比較的情緒は安定していますのでご機嫌です。
「重たい」とか「しつこい」などと形容されるのは、動きが遅いのと、ひとえに気持ちを即座に言葉に代えるといった器用さがないためで、案外単純明快なのですが(金星という平和の星が守護星のため)、どうもそのようには思ってもらえないところが、恋愛面だと特にあるようです。
気を使うと何も言えなくなる、というところもまた、損なところかもしれません。
言わないとわからない」といったことでよくもめるのもこの星で、「言えない」という気の使い方がどうも周囲には「言わない」という意志の強さに映りやすいのです。優しさが中に向けられるのは、不動宮の宿命かもしれません。
牡牛座は、自分に頑固なだけで、人には決して頑固ではないのですが・・・。
官能的な色気を持つ人も多いこの星座には、とかく独自の「美意識」を持つような人が多いようで、芸能界では男性だと渡部篤郎さんや藤原竜也さん、河村隆一さんなど、独特のナルシズムを持ったタイプが多く見られます。
故・伊丹十三さんなども、このナルシズムに拘り続けた人だと思います。
女性でも常盤貴子さんやオードリー・ヘップバーンさんなど、ネコ系の瞳を持つ人が多いですし、「魔性の女」としてひときわ有名になった藤あや子さんや大人の色気があって素敵に年を重ねている夏木マリさんなど、まさに「立っているだけでも色っぽい」人も多いです。
妖しい魅力をもった、美輪明宏さんと美川憲一さんは、なんと、誕生日が同じなのも何かしら縁があるのでしょう。
一方で庶民派も多く、浜田雅刀さん(ダウンタウン)や槇原敬之さんなど、内面の優しさが芸風や作品に出ているようなタイプの人もいます。何となく、どの人も「人間的な丸さ」のある人が多いですし、体型が実際に丸い人も多いですね。(芸能界では少ないでしょうが・・・)
あと、牡牛座は喉を司るせいか、アナウンサーが圧倒的に多いのも特徴ですし、司会者も多いのです。男性だと今や名司会者としても誰もが認める上田晋也さん(くりぃむしちゅ~)や設楽統さん(バナナマン)、相方の日村勇紀さんはみなさん牡牛座ですしどこかまったりしていますし、女性では人気アナウンサー加藤綾子さん、生野陽子さん、ちょっと怖いお姉さまとして最近よくバラエティでも活躍している吉川美代子さんはみなさん牡牛座です。
双子座のようにお喋りがうまい、というより場を和ませる声、話し方など天性のものを兼ね備えた人が多いですね。

Keyword:牡牛座太陽

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