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Astrology

独断と偏見による12星座分析 双子座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
双子座(5月22日~6月21日生まれ)

この星は、人気投票をすると天秤座とともに必ず上位に出てくるほどの人気運を持つ星で、やはり「風の星」ゆえの爽やかさを持つからでしょう。外見も実に爽やかな人が多いのが特徴です。
とにかく、守護星が会話と知力の星、水星ですから、雄弁ですし、頭の回転の速さはぴか一です。
「1を聞いて10わかる」という典型で、仕事をさせてもそののみ込みの早さや、仕事をするスピードの速さは群を抜いています。同じく水星を守護星にもつ物星座には乙女座もありますが、地象サインの乙女座と異なるのは、双子座には「適度な軽さ」があり、これが風象サインゆえの得なところでしょう。
ただ、何の計算もしていないかのように見えるこの星は、実は結構「したたか」な星で、「自分が好かれる」ように結構根回しをする如才ないところがあります。ただ、その行為に嫌味がないので得なのです。
とにかく、「言葉を自由に操るマジシャン」がタロットカードでも水星に対応していますから、非常に無神経にモノを言っているようでいて、実は非常に気を使っているのです。ただ、それは人のために気を使っているのではなく、自分に火の粉が飛ばないように、ちゃんと計算すると言う気の回し方をしています。
でも、にこやかで爽やかで、饒舌ゆえに軽妙さを伴うため、周囲はその計算に気づかないのです。
この星はなんと言っても「もてる」星のNO1争いに参加できますし、名うてのプレイボーイ、プレイガールが
揃っています。
計算もするし、巧妙なずるがしこさもあるものの、シンの部分では案外弱いから、そこが得なのです。
柔軟宮ゆえ、「根に持つ」ことができず、感情がコロコロ変わる割には持続せず、「忘れる」ことの名人でもあります。
「ボケとツッコミの両方できる器用さ」が多面性という魅力となって異性を退屈させないのです。
ただ、「二者択一」には滅法弱く、情けなさを露呈します。選択肢を与えられて「どちらかを選べ」と言われると混乱し、どちらも選べずにオロオロしてしまいます。迷いやすいのは根底に「欲張り」なところが案外あるため、お金にも結構細かく、小金を貯めるのは上手だし、なぜか玉の輿に乗る女性が多いのもこの星なのです。
気まぐれなので離婚率はやや高めですが、必ずこの星の女性は「結婚」はする人が多いようです。一人でいられないという弱さがあり、それを武器にできる女性が多いからです。
「かばってあげたい」という魚座のような弱さではないですが、「いざと言うときに情けない」という計算された弱さが男性を虜にしやすいのです。「向こうッ気は強いけれどシンが脆い」のが特徴です。でも、まれにその饒舌さや如才なさを発揮し得ないおとなしい双子座もいます。金星や月が蟹座だったりすると、ややその傾向があり、迷ってばかりで行動できないという、柔軟宮ゆえの欠点だけが目立ってしまい、案外、子供時代は内気だったりする人もいます。
内向的な双子座は、読書好きで、理屈に逃げる傾向が出てきます。一見気難しいタイプですが、意外と淋しがりやで、恋愛においての節操はありません。心理学的にはやや分裂気質を持つ人も多く、細身の人が多いのも特徴で、神経質なので、些細なことを心配してはオロオロするような面もあります。
でも、「忘れる」名人ですから、嫌なことをいつまでも自分の中に取り込んでおくだけのエネルギーがありません。
基本が小心者なので、お喋りなのも、間が空くのが怖いためで、どうでもいい人にまでアイソを振りまいては自分で疲れてしまう一面もあります。ただ、そんな自分を曝け出すことを恥じないので、結構敵を作らないタイプで、徹底的に嫌われることは少ない星です。接客業の鑑のような人も多く、非常に巧く人を引き込みますが、それも、無理強いをしない「適度な軽さ」が随所に出るためで、天性のエンターティナーなのです。
ただ、本人がキャパの小ささを知っているために、意外とその道の「大物」は少なく、適度なところで満足して、平凡な道を歩む人が多いのが難点です。「与える」ことより「与えられる」事のほうが楽だし、何よりも得策だと本能的に知っているため、無理をしないのです。
もともと、体力のあまりない人が多く、小さな不調は常に訴えるようなところがあるので、無理が利かないというのもありますが・・・。パワフルで強引なタイプは時に「重たい」場合がありますし、そういった印象を与えない、ある種の「情けなさ」と「普通っぽさ」と「軽妙さ」が万人に親しまれるキャラクターを作り出しているといえるでしょう。
瞬発力はNO1なのに、持続力がなく、すぐにわき道にそれる落ち着きのなささえなくなれば、もっと大物になれるのでしょうが、本人が「器用貧乏」を選んで人生を楽しんでいるようなところがある「省エネ型」の人生設計を描いている場合が多いでしょう。知的なのに、適度に柔らかくてズボラなのが、人気者として功を奏することが多いのです。
本当の星座など知りませんが、あの、マンガ、「ルパン3世」はきっと双子座に違いないと確信しているのですが・・・。
「軽くて爽やかで、饒舌で逃げ足が速い」でしょう?
芸能界を見ても、女優陣はもう、人気の高い人の多いこと・・・。不思議キャラで人気の釈由美子さんや上野樹里さん、最近は実力派女優としても名高い長澤まさみさん、歌手としても実力があり根強い人気を保っている松たか子さんなど、比較的「人畜無害」なあまり個性の強烈ではないタイプが勢揃いです。しかも、君島十和子さん、森尾由美さん、伊東美咲さんなど、玉の輿結婚をした女優さんの多いこと・・・・。
男性では唐沢寿明さんや伊東四朗さんなど、憎めないキャラの人も多いし、総じてお喋りなタイプがやはり目立ちます。
そうそう、あの、美空ひばりさんや藤山寛美さんも双子座でしたが、どちらも大物なのにあまりにもアッサリ逝ってしまったところがある意味の「爽やかさ」になっているようにも思います。
アメリカ次期大統領のトランプ氏も双子座です。この「適度な軽さ」が果たして吉と出るのか凶と出るのか・・・というところですね。

Keyword:双子座太陽

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