占星学の玉手箱

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Astrology

「好き」と「理解」

Category:占星学・アラカルト

恋愛相談を受ける時によく思うのですが、占星学では一応相性の良い星同士は、理解しやすい相手ということになっています。
簡単に言えば、火と風、地と水などがそうで、火は風にあおられて燃え盛り、地は水を含んで木を育てる土壌になります。
でも、一般に恋愛というのは、「理解できないから好き」と言う場合が少なくないように思います。

「なんでこんな人のことが好きなのか自分でもわからない」という場合が結構あるのではないでしょうか?

恋愛は本能ですから、頭でできるものではありません。頭では自分に合う相手がどういう相手かはだいたい理解はできると思いますが、実際の恋愛は、頭で理解できる範疇を超えてしまった、本能で好きになってしまう場合があるからこ悩むように思います。

火は直感で裏側に地の感覚があり、風は思考で裏側には水の感情があります。
ですから、火と地、風と水の場合は逆という意味で理解が可能にはなります。(相性は決してよくないですが)
ところが、火と水、風と地となるともう、理解できないという度合いになります。

恋愛というのは「理解しているよ」と言われてもさほど嬉しくはないものです。
それは友達の条件であって、気が合う、一緒にいて楽であるため、結婚の場合はまあいいかもしれません。
一緒に生活するので、理解できない相手と一緒にいても疲れます。
でも、恋愛はただ「好き」と言われたい・・・そしてただ「好き」なのです。

星座にはドライとウエット、さらにはホットとコールドという分類があります。
火はドライでホット、地はドライでコールド、風はウエットでホット、水はウエットでコールドです。

上記のように、火と水、地と風には共通点が全くありませんね。
これらが好きになってしまうと一番厄介なのです。
私のように恋愛に関する全ての星(太陽・月・金星・火星)が地なので、風の星座の人を好きになってしまうともう、完全に片思いになってしまいます。さすがに太陽が風の人には好かれないためか、恋愛になりませんが、月が風の星座の人を好きになってしまうことが案外多く、相手には理解はされるのですが、好きにはなってもらえず苦しむ傾向が強くなります。
逆に、火と水の場合、好きにはなってくれても、理解はしてもらえないかもしれず、長続きすることは難しいでしょう。
これは太陽だけではなく、月・金星・火星も含めて考えなければならないのですが・・・。

恋愛の醍醐味さえ楽しめればいいんだと割り切るなら、「好き」だけで理屈などいりませんが、やはり長続きさせたいと思うのが当然のこと。その場合「理解」がなければやはり悲しいですね。
両方を伴って初めていい恋愛と言える気がします。

Keyword:相性恋愛・結婚4区分

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