占い鑑定・カウンセリング

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占星カウンセリング実例

「占い鑑定に興味があるけれど、カウンセリングってどんな感じになるの?」という方向けに、実際の占星カウンセリングでの鑑定内容の一部を掲載します。
※プライバシーを守るため、内容はところどころ脚色してあります。

子育てのご相談恋愛のご相談仕事のご相談

子育てカウンセリングの実例

ご相談内容

平成**年**月に子どもを連れて再婚。
その後、翌年の**月には男の子が生まれ、しばらくは円満に暮らしていましたが、近頃、上の子が反抗期で困っています。

主人とは、愛し合って・・というより、この子がとてもなついたので結婚しましたが、やはり、どこかに自分自身が満たされないものがあり、ついついこの子に激しい口調で怒鳴ったり、ひどい時は手をあげたりしてしまいます。
自分でも、悪いとわかっているのですが、わざと皮肉っぽい言い方をしてしまったりで、自己嫌悪に陥るばかりです。

主人があっけらかんとしていることにまで苛立つ毎日で、このままでは家庭生活を続けていく自信がありません。一体どうすればいいのでしょうか。

DATA
19**年**月**日*時**分大阪生まれ *型 依頼者(女性)
19**年**月**日*時**分神戸生まれ *型 夫
19**年**月**日*時**分大阪生まれ *型 妻の連れ子(女の子)

占星カウンセリング

アナタの星を見て、まず言えることは、第5宮(恋愛、または第1子を表わす)にある愛情の星、金星が***座という、「ひとりよがりの愛情」になってしまう傾向があることです。第7宮(最初の結婚をしめす)に太陽があるため、本当に愛した人と結婚し、その人との間に生まれた第1子を溺愛しているのでしょう。ただ、結婚はあくまで「現実」であるため、愛情だけではいかんともしがたい何かがあって離婚を余儀なくされたんでしょう。

アナタは***座のユニークさを持つものの、結婚生活においては月の「***座」がほとんど出てしまうため、生真面目で、完全主義傾向が強まり、どうしても相手を窮屈にしてしまうのです。愛ゆえに一生懸命になるのでしょうが、もともとが***座という、エネルギーの弱い星なのに頑張りすぎてオーバーヒートし、「私がこんなに愛しているのにわからないの?」という感じで愛情の裏返しで相手をいじめてしまうのです。***座の「口が達者」という本質が土壇場で出るため、皮肉をつい言ってしまうのでしょうね。そのくせ、いい加減なことが許せない***座で自己嫌悪になってしまう・・でも、自分を責めてはダメ。アナタがしんどいことを、上の娘さんは身をもって体験しているので、アナタがもっと楽になることを望んでいるのです。なのに、どこかでアナタは子どもに「アナタのためにがまんしたのよ」といった事を言い続けたのではないですか?子どもにしてみれば、勝手に生きがいにされることは結構足かせなんです。

この子は、アナタの真面目さも理解できる***座生まれの勘のいい子ですから、アナタのことは理屈抜きに大好きなのに、月が***座という誇り高い星であるため、アナタの「被害者意識」や「マイナス志向」がイライラするのです。おまけに、その月の上に、アナタの火星(エネルギーや戦いの星)がのっかるので、この子はアナタのイライラをすべて被ってしまうのです。この子はとてもオトナです。ですから、今のご主人のことも、「いい人だな」と思ったからなついたので、アナタのことを楽にしてくれる人だとわかって、アナタのために「お父さん」と決めたのですよ。ご主人との相性も、ちゃんと「恋人」として愛し合える関係じゃないですか・・。もっと、この人を頼りにしてあげることです。時には子育てを放り出して、アナタ自身が遊ぶことです。ご主人は、子育てぐらい「息抜き」のひとつとして楽観的に捉えるような人で、確かに「あっけらかん」とはしていますが、だからこそ助かるのです。もし、ご主人が神経質で、アナタのすることにいちいち干渉してくるタイプだったら、まず、アナタの身がもたないでしょう。

カードで占ったら、アナタの考え方ひとつで、子どもさんは自分で「楽しいこと」を見つけて元気になります。アナタのことが心配だから、反発もするでしょうし、キツイ事も言うのです。過干渉にならずにちょっと放っておくぐらいでいいのです。アナタはもう、この子のことは心配しなくていいのです。心配する・・ということはこの子にとっては「オトナになるな」ということになるため、反発するだけ。「母」という足かせを勝手にしてしまっているのです。アナタは、もっとご主人とデートするなりして、「女」の部分を満足させる必要があるのです。「子どものために・・」というひとりよがりな考え方を捨てる事で、アナタも子どももご主人も、みんなが安心できるのです。がんばらなくていいから、「しんどい~」と思った時には周囲(子どもにでもいい)に甘えてしまうこと。そして、そんな自分を「だめだなぁ・・」と反省しないこと。そうすることで、すべてはラクになります。ただでさえ、赤ちゃんがいてイライラすることもあるのですから。

ただ、アナタは悩み事を増幅させる性格だからって、自分ひとりが被害者のように思うことだけはやめて下さい。ご主人はたまたま、いやなことは忘れる・・という処世術を身につけているだけで、悩みがないわけでは決してないのです。ただ、子どもやアナタのまえでは弱音は吐けないだけ。オトコですもの・・。ご主人は、***座だから一見「ノーテンキ」に見えるだけ。月は「***座」ですから、結構神経は過敏で、アナタよりずっと弱い星なんだということを理解してあげて下さい。そうすれば、持ち前の母性で、尽くしたい気分になりますよ。上のお子さんは、たまたま子どもだからかまいたくなるのでしょうが、実はかなり自立心が旺盛で、かまわれることは嫌いなタイプですよ。各人のパーソナリティをふまえて、とにかくもっと自分を甘やかしてあげて下さいね。

恋愛カウンセリングの実例

ご相談内容

彼とは約3年のつきあいになりますが、近頃なんとなくつきあっているだけで、彼のことを本当に愛しているのかどうか、自分の気持ちに確信が持てません。
でも、家族ぐるみの交際なので、このままいくと結婚することになると思います。このままズルズルと付き合っていていいものかと・・。
私にはもっと他にも恋愛のチャンスがあるようにも思えるんですが・・。

DATA
19**年**月**日*時**分大阪生まれ *型 依頼者(女性)
19**年**月**日*時**分京都生まれ *型 彼氏

占星カウンセリング

アナタは、結婚に必要な太陽と月とが***座と***座でともに火のエレメントなので、とにかく曲がったことが大嫌いな一本気な人で、「家族ぐるみ」というところに妙に責任感や倫理観を持ってしまうようです。ところが、この彼は太陽が***座で水、月は***座で風という、形のないエレメントなので、家族にも知れていて便利だ・・ぐらいにしか考えてなく、結婚しなくても別に同棲や内縁関係でも構わないといった、根本的にルーズな面があるのです。本来なら大して引き合わない二人なのに、二人とも、恋愛に必要な金星、火星がともに***座で、結構密着型の恋愛を好むため、お互いの家が近いとか、アナタが一人暮らしだとかいう状況や、「ただ一緒にいたい」「一人はいや」というその場の感情で、朝まで一緒にいるという、半同棲的な形をとっているケジメのなさが、アナタの本質に一番反しているのです。

アナタの星は、恋愛と結婚は分けて考えないといけないタイプなので、まずは今、恋愛したいのか結婚したいのか、アナタ自身の考えを決めないと、いつまでも堂々巡りで、そんな自分に嫌気がさしてしまうでしょう。「マンネリ」など、アナタのもっとも嫌いなパターンのはずなのに、今はほかに打ち込むべきことがあったりするからそこへ逃げ込めるけれど、本来のアナタはすべてにおいて前向きで自身もあるはず。そんなアナタのパワーをこの彼は吸い取ってしまうのでは?確かに「縁」はあるのですが、家族のしがらみ等で「別れにくい」縁で、このままだと確かに周囲が二人を結婚させる状況になるでしょうし、今年はそうした動きの出てくる年です。

でも・・カードで見る限り、アナタも「結婚したい」という強い意志は感じられないし、彼にいたっては「結婚したら別々に暮らさなくて済むから便利」といった考えしかありません。アナタのことを「守る」とか「養う」とかいった責任はほとんどありません。アナタは、自分が強いということに逃避しているだけで、根本は脆い部分がいっぱいあるのですよ。彼がなまじっか中途半端に優しいだけに、(***座の悪いところ)「別れなければならない」といった「決定打」がなく、こういうとりとめのないものにもっとも弱いアナタの弱点にスーっと入り込んでいるのがこの彼なのです。彼の「水」がアナタの「火」を消してしまうのです。アナタが親のことを考えるのはわかりますが、結婚はあくまで自分自身の問題。この彼とは正直、結婚はしない方がアナタのためにはいいのです。自分で認めたくないのかもしれませんが、アナタは本当は「甘えん坊」で「寂しがりや」なのです。そんなアナタをもっと大きく包み込んでくれる年上の男性はいくらでもいます。アナタの恋愛における錯覚は、「その人が好き」なのではなく、「その人に尽くしている自分が好き」ということ。だから、相手にいつしか 合わせてしまっていることに気づいていないのです。本当に好きな相手には、もっとワガママも言うし、甘えられるはず。その点、彼はアナタのことを確かに「好き」ではありますが、「責任」がないのです。お互いが、じつは「愛されたい人間」だということに気がつけば、二人が一生をともにすることの難しさがわかるのではないでしょうか?

今年は人間的にも、大きく成長できる年です。本当にアナタが「ホッとできる」男性とも、巡り合うためにも彼とはすくなくとも半同棲のような生活はやめることです。彼がいいとか悪いとかでなく、アナタ自身をもっと大事にしなければならないと思いますよ。

仕事カウンセリングの実例

ご相談内容

ミュージシャンをしていますが、最近、「教える」ということにも力を入れたいと考えています。現時点、数箇所のスクールから講師としてのお話をいただいています。
しかし、私はまだ自分が「歌いたい」という部分があり、その方向性も捨てたくありません。ミュージシャンとして、講師として今後どういう風に展開していくのか、占ってください。

DATA
19**年**月**日*時**分大阪生まれ *型 依頼者(女性)

占星カウンセリング

第9宮(専門教育、精神のことを司る)に***座の太陽(***座の守護星は太陽)があるアナタは、生まれ持って「教える」ことに使命を持っています。ただ、これはあくまでも「向いている」ということで、アナタ自身の本当にやりたいこととは異なるのでしょうね。でも・・なるべくしてなっている・・という感じで、「教える」という仕事が来たということ即ちこれが今後「天職」となる可能性が強い暗示がカードから見受けられます。法王、という「教育者」を示すカードと「世界」という「完成」といったカードが過去において出ており、アナタが「教える」仕事においての完成度がかなり高い人であることを示しています。そして、現在は「カップの9」という「ウィッシュカード」(願望が叶う)が出ており、本来やりたいことにつながる可能性を導いていますし、近未来には「太陽」「力」という素晴らしいカードが出ています。自分に対しての自信が大いにつく、という最高のカードです。ただ、「教える」という仕事は何を持って自分の満足につながるかがイマイチ不明瞭で、教え方が云々・・という周囲の評価が直接には届きにくい仕事であるため、「自己満足」にならざるを得ないところがあって、ジレンマに陥るかもしれませんね。特にアナタの場合、太陽、月がと もに***座なので、「目立ちたい」というもともとの性格と、「教える」というむしろ「相手を目立たせる」仕事の性質におけるギャップを感じやすく、自分が教えた生徒の成功を心から喜べるか?といった課題はあるでしょう。

また、多分に「生真面目」で融通がきかない一面があり、完全なものを追及するあまり、必ずしもアナタのイメージ通りにならない相手に対して不満を感じることもしばしばだと思います。さらには、「何のためにこの仕事をしているのか」という目的意識がどうしても希薄になります。「ミュージシャン」という仕事は「自分自身のため」と言い切ってできる仕事ですが、「教える」ということに対してそこまで「惚れ込んでいない」のがホンネだと思うのです。かといってアナタは、とても自分に正直な人なので、「生徒のため」なんて偽善的なことは思えないでしょう。そんな必要はありません。「教える」ことも「自分のため」と言い切っていいのです。意識変革なんて、突然できることじゃありませんし、いつしか徐々に変わっていくものなのです。持ち前の頑固さから、「私はミュージシャンなのになんで、“縁の下の力持ち” みたいなことをしないといけないんだ」と思うのも当然。だけど、「教えた」からといって相手はアナタじゃないのですから、アナタのオリジナリティーが失われる訳じゃないのですよ。確かに、「教える」仕事に「惚れ込む」ことは難しいでしょう。でも、アナタを「先 生」と呼ぶ人は少なくともアナタを必要としている人たちなのですから、一歩上のスタンスで、その人たちの成長を見守る・・といったことでもアナタのプライドは保てますし、とにかく「教える」ということは自分の勉強にもなるのです。

基礎的な力はかなり持っている人ですから、教えてみてはじめて、自分が「向いている」ことに気づいたりもします。そうして、「自分でも知らなかった自分」に気づくためにもとても必要な仕事だと思います。ただ・・恋愛などで自分が充実していないとちょっとカリカリした仕事の仕方をしてしまう・・というか自分に余裕がないと「厳しい」先生になる傾向は否めませんので、今年は恋愛運も好調ですから、「片思い」でも自分がその人のことを思うことで励みになるような相手が必要です。今までは正直、「夢」を追いかけていたところもあったのですが、少し現実から「逃げて」いたかも。でも、嫌が応にも現実生活に追われ、「食べる」ための仕事をする中で、本当は真面目で責任感の強いアナタにぴったりの仕事を見出すことができるので、それを見た周囲の人は、アナタの成長を見て、「一緒にライブをやろう」と声をかけたりしてくれるはず。

アナタが「敬愛」できる人は周囲にいるはず。そうした人とやっと同じ位置に立てる日は遠くありませんよ。「教える」人はつい、生徒が伸び悩むと自分の教え方が・・とか気にしますが、これはむしろ傲慢な考え方。相手に期待することをやめ、自分のできることだけすればいいのです。評価もしなくていいです。ミュージシャンの仲間がアナタの評価をしなかったのは、アナタのことを尊重してるから。本当は「甘いなぁ・・」と思っていたはずですが・・。でも、自分を律する気持ちができたアナタを見たらきっと今年こそはアナタがステージに立てる日が必ずくるのですよ。自分を信じて、がんばって下さいね。