占星学の玉手箱

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Astrology

ホラリー占星学

Category:占星学・応用知識

ホラリー占星学というのは、具体的に、できるだけイエスかノーかで答えが出る質問を考えて、それを思いついた時間帯のホロスコープを観て占う方法で、占星学の中ではやや非科学的というか、偶然性を用いるため、タロットみたいな性質を持っている占い方なのです。

今日は久々にオフだったので、ちょっと気になることを占ってみました。
「ある人に連絡を取るべきか」
という問題なのですが・・・。

この場合、連絡を取るということはコミュニケーションツール(電話とかメールとか)が必要になるため、3宮を観ます。その主星が重要になります。

このことでホロスコープを作った瞬間の3宮主星は木星ですが、6宮にあります。
仕事関係の場所なので、伝えたい内容は仕事関係のことなので確かにそうです。
3宮には金星と冥王星が入っていて、どちらも6宮にある木星と天王星とスクエアになっているのでうまく伝わらなかったことでちょっと困惑しています。

私自身は1宮で主星金星がその3宮にあるんで、何とかコミュニケーションを取りたいとは思っていますが、3宮主星が6宮でキャデントですから、少し時間を置いた方がよさそうです。
相手側は7宮でカスプ主星は火星で、4宮にありますから、カッカしているようで感情的になっています。
ただ、アスペクトは悪くないため、時間が経てば気持ちも変わるかもしれません。

3宮というコミュニケーションの結果は4番目に当たる6宮になります。なので、そこに木星と天王星があるのでいいか悪いか結構ハッキリした結果になり、6宮主星は海王星で5宮なのでサクシデントで、あまり時間をかけてもいけないから、ある程度ほとぼりが冷めたら動いてもよさそうです。ただ、海王星は角度がよくないので、気をつけないといけません。海王星と言うのは嘘を示す星だからです。

ところが、やっていて気付いたのですが、なんと、根本的にこのホロスコープ、1宮に土星があるという、願望が叶わない大原則にあてはまっていて、しかも土星は逆行ですから、ほとんど無駄でした。(笑)

要するに「コミュニケーションを取っても無駄だ」ということですね。

このように、連想ゲーム的に星を観て行くやり方なのですが、占う内容によってハウスが変わります。
一般的に使われるのは、失くし物が見つかるかどうかという問題ですが、この場合だと、2宮が失せモノを示します。恋人とうまくいくかどうかを観る場合は、5宮という恋愛関係が重要で、相手は7宮になります。

こんな占い方法もあるということで、ちょっと紹介してみました。

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