占星学の玉手箱

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Astrology

どんな人もハウスで読める

Category:占星学・アラカルト

占星学の基礎をご存じの人は、1宮が自分自身のことを観る宮で、3宮だと兄弟、親戚など、4宮は親(母親という場合が多い)、5宮は第一子、恋人、6宮はペットや部下、年下の相手、従業員など、7宮は配偶者や共同経営者、時にはライバル、8宮は先祖、10宮は親(父親である場合が多い)、11宮は友人、12宮は隠れた敵

というような人物像を示す事はご存じかも知れません。

ところが、たまに、「主人の親」「親戚の兄弟」「いとこ」「祖父母」「友達の友達」「孫」などはどの宮で観るのかと言われます。
でも、これも理論通りに観て行けばいいだけなのです。

主人が7宮ですから、主人の親はそこから4番目に当たる10宮です。
親戚は3宮ですから、その兄弟はそこから3番目で5宮です。
ちなみに5宮は第一子ですが、以後、2宮ずつあけて7宮が第二子、9宮が第三子という風に観ます。
いとこは、「親戚の子供」にあたりますので、3宮から5番目で7宮です。
「祖父母」は「親の親」ですから、4宮から4番目のこれまた7宮です。
「孫」は「子供の子供」なので、5宮から5番目で9宮です。
「友達の友達」なんて観ることがあるかは謎ですが(笑)、11宮から11番目になるので9宮でしょう。
このように、すべて理論通りに観るだけでいいのです。
ですから、一般的に子ども運を観る場合、女性の5宮を観ますが、同時に夫の子ども運という意味で、7宮から5番目の11宮をも見るわけです。
5宮に良い星があったり、カスプ主星が多産星座(水の星座)であったとしても11宮にマレフィックがあったり、カスプ主星が不妊星座(双子座・獅子座・乙女座)だったりすれば、必ずしも子どもができると喜べないのです。

このように、結構占星学も「こじつけ」だったりします。
それでも、ちゃんと運命は読めます。
ちなみに一人っ子の場合、3宮が空っぽのケースが結構あります。私も実は一人っ子ですが3宮は空っぽです。
もちろん、これは絶対的なものではありませんが。
私は親戚もすごく少ないし、結構付き合いも疎遠なので、3宮にはあまり縁はないなぁと確かに思います。

あと、同じように、「夫の金運」は7宮から2番目の8宮で観ますし、「夫の友人」は7宮から11番目で5宮ですし、「夫の兄弟」は7宮から3番目で9宮で観ます。

いろんな人を観ることができますので、自分なりに考えてみてくださいね。

Keyword:ハウス

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