占星学の玉手箱

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Astrology

ルナーチャート

Category:占星学・応用知識

私は、有名人などのホロスコープは、ほとんどが出生時間は不明ですから、ソーラーチャート(太陽のある星座を1宮にして、等間隔に30度ずつ区切ってハウス区分をするチャート)で読んでいます。
なので、ハウス区分はどうしても正確なものではないので、確実には読めません。(精度はまあ7割ぐらいかと思います)
で、ソーラーチャートでどうも納得いかないとか、「ちょっと違うイメージだなぁ」と感じる人も正直います。
月以外はまあ、アスペクトは一緒なので、アスペクトやあとは星座の特性で読むのですが、もう一つの方法として、ルナーチャートというのを書いてみる場合があります。
これは、名前の通り、月のある星座を1宮にして等間隔に区切って書くホロスコープです。
私は出生時間がわかっているので、もちろん正確なネイタルチャートは書けますし、あまりソーラーで見る必要はありませんが、ルナーチャートだと1宮が乙女座になりますので、太陽は5宮になりますし、木星は3宮という感じになります。さらには12宮の天王星に9宮の火星だから、飛行機が嫌いなんだなと思ったりもします。
(ネイタルだと9宮に月と冥王星があるので、海外に興味があるような星ですが、あまりないので)
でも、5宮に太陽と金星があるし、もっと恋愛できたのかもしれないとちょっと悔しくもなります。

実際に占星学では本来は、ネイタルチャート(出生時間が判る場合)
ソーラーチャート
ルナーチャート
の3つを検証するのが正しいのです。
私は太陽が1宮なので、ソーラーチャートとはアセンダントが違うだけでほぼ同じ配置になってきます。
トランジット木星が乙女座のときはネイタルチャート(私の場合はソーラーチャートでも)の9ハウスを通過しました。
確かに本を読んだりして占星学を研究したり、レッスンをしたりしている事が増えてきたので、勉強によい時期だとは思います。
でも、ルナーチャートでは1宮を星が通過していますので、自我も強まり、自分自身のことを考えたりもするし、1宮は体質も示すので、体調は常に低め安定でした。
そのように、両方検証すると、案外見えてくることがあります。

出生時間のわからない人は、ルナーチャートも書いてみると、面白いですよ。
ただし、月の正確な度数がわからないので二つの星座の切れ目にあたる場合は両方作る必要がありますが。
もちろん、出生時間の判っている人はネイタルに加えて上記のチャートも書いて3つを比べてみるとより面白いかもしれませんね。
毎日の占いとか毎月の占いでも案外乙女座の所を読んだら当っている場合もあります。
私は太陽も月もアスペクトが多いので、両方見るようにしています。
(このHPにも、月星座による今月の運勢を2017年2月以降、いつも掲載しています。)
さらにはアセンダントのある射手座も少し参考にします。
太陽にアスペクトが少なく、月の方がアスペクトが多い人は、ルナーチャートは侮れません。
興味のある方は作ってご自分で検証してみてくださいね。

Keyword:アスペクト

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