占星学の玉手箱

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Astrology

海王星、本拠地に帰る

Category:占星学・アラカルト

今年はトランジットの天王星が牡羊座に移行したので、結構メリハリのハッキリした出来事が良くも悪くも多かったと思います。ハプニングやアクシデント、行動にアクセルをふかすパワーを持つ天王星に比べて、海王星は物事をあいまいにし、ぼやかすけれど、柔らかくしたりする情緒面を司る星でもあります。
この海王星は現在水瓶座にいますが、来年2月4日に魚座に移行します。
今年も4月に魚座に行ったのですが、0度の時点で6月にはすぐに逆行して水瓶座に行き、11月11日に順行しやっと来年2月に完全に移行します。
ですから今年は海王星的なことは、序曲のような形でしか起こらなかったのですが、来年は魚座という、海王星にとってのホームポジションに戻ってきますから、この星は長期に渡り、本領発揮することになります。

ですから、来年は海王星が自分のホロスコープのどのハウスにいるかで、そのハウスのテーマがかなり和らいできます。
私の場合、ソーラーチャートでは2宮にずっと海王星がいたため、経済的にとても不安定極まりない状況下にいました。まあ、10年ぐらいはそのような不安定さにもはや慣れていたかもしれません。
でも、実際のホロスコープではもう、海王星は3宮に移行していますので、そういえば、2008年に引っ越しをしてから、少しずつですが、安定してきたかなというのはあります。2008年を境に海王星が3宮に移行しています。

でも、やはり水瓶座に海王星がいるのでまだまだ不安定さは伴っています。
それが来年は完全に魚座に移行するので、魚座のテーマは私にとっては3宮ですからコミュニケーション運です。そういった、人との関係性が和らぐことに伴い、経済的な不安定さはやや安定感を増すのではないかとかすかな期待をしております。(笑)
今年は震災後は経済活動をみんなが自粛したせいか、本当に動かなかった金運が、先月ぐらいから徐々に動き始めていますから、やはり海王星というトランスサタニアンの影響は強いなぁと思いました。

金運もさることながら、やはりコミュニケーションが和らぐことはとてもありがたいです。
身内に対して特に厳しい傾向が私にはあるのですが、いろんな意味で溶けて行けばいいと思っています。
仕事柄なのか、私の言葉は相手に結構ズシンと響くようで、娘などは、結構こちらが思うよりも重く受け止めてしまっています。
彼女たちの心の負担をもう少し軽くしてあげなければ・・・というのもありますので、断言的にいうのではなく、アバウトに、柔らかく言葉を発するようにしていきたいですね。

みなさんは海王星は何宮を通りますか?

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