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Astrology

運命急変の星

Category:有名人ホロスコープ分析

運命急変というのはたいがいがまあ、天王星とか冥王星がらみのアスペクトやトランジットによりますが、先天的に運命急変しやすいのはやはりライツと冥王星の凶角をアングルで持っている人でしょうね。

ライツと天王星の凶角の場合は結構離婚だとか個人的なレベルでのところに出やすいですが冥王星の場合はもっと「天国から地獄」みたいな感じでの急変を意味するように思います。

ところが、知っている人で、月がアセンダントに載っている人を3人も観たのですが、結構ジェットコースターに乗っているかのような運勢体系を持っています。
通常、アセンダントに月が載ると言うのは、「気分屋」だとか「体質が変わりやすい」とか気分の移り変わりみたいなことに読めるのですが、みなさんなぜか運勢そのものが結構ドラマチックで、金銭的なことでてっぺんからどん底までを経験しているとか、仕事で突然クビになり、文無しになって裸一貫で立ち上がったとか、根性の持ち主です。
まあ、他の星も絡みますが、てっぺんからどん底を経験したという意味で小室哲哉さんなんかはどうかなと思って、彼は出生時間もわかるので、見てみると・・・
見事にアセンダントに月が載っています。しかも、運勢がドラマチックなやはり満月生まれです。
月が双子座で、主星の水星は7ハウスなので、Keikoさんと結婚したころから、お金遣いが荒くなったようだし、結婚によって派手になったみたいですね。
ただ、彼の星だけを見ると詐欺師になるというよりも、むしろだまされたという気がします。
MCがらみのグランドクロスもありますので、不動宮だし強烈ではありますが、彼自身は根性のある星という感じもあまりないし、火星と木星には凶角ばかりですし、この2つの星の凶角は金銭面や法律の問題に関する悪い出来事を意味しますから、まあ、読みやすいホロスコープだなぁとは思います。

月がアセンダントに乗っている人で、もう少し実例がほしいですが、小室さんももちろん、太陽と冥王星が90度ですので、運命急変というのはありますね。
ただ、ハプニングをはね返せる運勢の強さも同時にありますので、やはりてっぺんも経験できるのだと思います。
月とアセンダントの合は、なんとなく、人生ギャンブラーみたいな感じで、大当たりか大外れかのどちらかというような人に多いアスペクトのような気がします。

Keyword:太陽冥王星アセンダントカルマ

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